なっちゃんとPerfumeのライブへ 後編 (37)

なっちゃんとPerfumeのライブへ 後編

Perfumeのライブはとても良かった。本当にのっちも、あーちゃんも、かしゆかも、人間であることをこの目で見る事が出来たわけだ。最後のほうで少しウルっときてしまった。とにかく美しさが「閃光」みたいなんだ「電光石火」なんですかね。とにかく、一度見る事をオススメしておきます。(ええ、重ねて書いてしまってるわけです)

僕たち3人は自動車に乗り込んで、ご飯を食べに行く事に決まった。えっちゃんを、家まで送って行くこともなったので、道案内をしてもらう事になった。夜も少し遅かったので、あまりお店が開いておらず、ステーキガストに到着した。

3人とも違うものを注文した。そこでも話はしたんだけれど、まだライブで興奮したのが残っていたのであろう、何を話したのか覚えていない。なっちゃんに、スープを持ってきてもらうのに「僕はミネストローネ」と席で言ったのを覚えている。それは普段しない事なのだけれど、その時はそんな風に頼んでしまった。それで、えっちゃんに「彼氏こういう感じなの?」と聞かれたらしく「いつもは違うよ」と言ってくれたそうだが、あまり行儀の良い事ではなかったので、反省したわけで覚えている。でもほら、僕の彼女は野暮じゃないからさ、気が利くよ。

それから、えっちゃんを家の近くのコンビニまで送って行った。

僕たちが泊まるホテルまで思ったより近かった、名古屋は広いけれど、こんな偶然もあるものだ。二人とも早くお風呂に入って寝られるようにと思っていたが、やはりライブの余韻があって少しゆっくりした夜になった。

翌日は名古屋の栄に行く事になっていた。この時も一休のダイヤモンド会員の特典でレイトチェックアウトが付いていたので少しだけゆっくりしても良いかなと思っていた。

二人で夜更かしをした。もちろん、なっちゃんのアトピーの薬はしっかりやさしく塗った。いつもの事だ。

さて、朝になった、のんびり朝を過ごした。テレビなんか呑気に見たりした。なんだか、こんな時間が良かったのを覚えている。

僕は、また名古屋の栄になっちゃんと買い物に行くのがとっても楽しみだった。

だって、パニック障害の不安が無いと、分かっているのだから。万が一にもパニック障害の不安がきてもなっちゃんが一緒に居る。それでも、パニック障害が襲ってきたとして、頓服で一番効く薬を飲めば良いだけの話だと知っていた。いや、分かってきたが正しい。

これぐらい開き直ってみると気が楽で良い。

ホテルのチェックアウトを済まして、名古屋の栄に向かった。二人ともお腹が空いていたので、ご飯を食べた。

やっぱり「名古屋三越ラシック店」に行くのはもちろんなのだけれど、栄をしっかり歩き回ってみた。とても良かった、デートなんだよね。

二人で別行動もしてみた。それで、やっぱり一人でも名古屋の栄は、パニック障害は心配無い場所や環境だと決定した。思った者が勝ち的な。

そのあとに、なっちゃんと合流して「ライブも大丈夫で栄も大丈夫でパニック障害って不思議だね」なんて言われた。

特にPerfumeのライブの「Party Maker」なんて大好きであるが、ピカピカに光って、ドンドンに響いて、ぶち上げな訳ですよ。歌詞も刺激的で良い。よく考えると、パニック発作の誘発に充分な要素なのだが、発作など無かった。一番ノリノリなのだ。自分でも矛盾がある事に気が付くが、それは見て見ぬふりをしている。いわゆる一つのしのぎですね。

なっちゃんはユナイテッドアローズで、別注のスタンスミス黒を買った。店員さんが勧めても、すんなり買わなかったので、僕が勧めたら買う事に決めた。

僕は21歳の時、に靴屋さんでバイトをしていたので、一通りの知識はある。なっちゃんは店員さんが勧めても売るための嘘だと思っているらしい。それは少し正解だと思う。

僕は靴屋さんでの接客時に「美人にだけしっかり時間取って、親身になって接客するのやめろ(笑)」と社員に言われた事がある。でも女性への販売成績は良かったので店長は「気にしなくて良いよ」って言ってくれてた。

おやつの時間には、前にも行ったケーキ屋さんでコーヒーを飲みながらエレガントな時間をを楽しんだ。

少し暗くなった頃に帰る事になった。ライブもデートもとっても良かった二日間であった。

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